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ミートホープ社長の転落人生

どんなに偉い人でもこうなってしまうとただの人でしかないですね。こんな成れの果てになるなんて本人は想像もしてなかったでしょうね。

『参照記事』

北海道苫小牧市の食肉加工卸会社「ミートホープ」(自己破産手続き中)による牛ミンチの偽装発覚から4カ月。道警は24日、田中稔・元社長(69)ら元幹部4人を不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で逮捕した。一代で地元業界トップクラスの企業を作り上げた田中容疑者。立志伝中の人物として高く評価された裏で、食品会社としてのモラルを捨て、取引先や消費者を欺いて業績を拡大。最後は会社とともに自己破産申請し、刑事責任を追及される身となった

 田中容疑者は1938(昭和13)年、音威子府(おといねっぷ)村で生まれた。農家の6人兄弟の次男。中学卒業後、精肉店に住み込みで就職し複数の店で修業を重ね76年、ミート社を創業した。「業界では『最後の職人』と呼ばれています」。04年1月、経済団体の広報誌のインタビューで自らの生い立ちを誇らしげに語った。

 91年に食肉小売店、96年にはバイキングレストランを開店。大手冷凍食品会社へと販路を広げ、07年3月期は年商約16億円を上げた。取引業者は「苦労人のせいか人当たりが良かった。飛び込みで営業に行ったら親身に話を聞いてくれた」。社員がしもやけになったと聞き、自ら薬を買いに行ったこともあったという。

 しかし、経営は専務の三男恵人(よしひと)容疑者(34)ら身内で固め、元工場長の中島正吉容疑者(59)や元ひき肉製造責任者、岩谷静雄容疑者(64)らへの指示は絶対だった。ミート社の元幹部は「何をするにも社長の許可が必要だった」と証言。元従業員は「社長の言う通りに作業しないと『明日から来なくていい』と言われた」と明かす。

 同インタビューでは、「一度でも約束を破れば良い商売はできません」「安全と衛生が一番大事」と語った。一方、農水省の調査で創業の約7年後には不正行為に手を染めていたことが判明。肉の解凍に雨水を使用していたことも明らかになった。

 苫小牧市内の食肉業者は「通常より2、3割は安かった。腐りかけの肉を仕入れているといううわさは昔からあった」。別の業者も「工場ができた当初から偽装をやっているんじゃないかと言われていた」。どんな肉でも引き取ってくれるため、業界では「投げ捨て場所」として有名だったという。

 インタビューで経営哲学を問われた田中容疑者はこう答えた。「会社を大きくするよりも、倒産しないことが一番大事」

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2007年10月24日 16:47に投稿されたエントリーのページです。

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